World Sailing Regatta News From Siesta Sailing Team
Posted by wataru - 2010.10.31,Sun
2010年10月28日 Asian Match racing Championship レース最終日
大会最終日。今日も弱い風でレースが開始されました。お昼に近づくにつれ徐々にシーブリーズが入り、大会期間で最も良い風でレースが行われました。
昨日に引きつづき、残りのランドロビンが行われました。ラッキーな場面もあり、AUSのニコールスと AUSのギルモアチームに勝ちました。ラウンドロビン11勝となり、NZLのコルベットと並びましたが直接で勝っているわれわれが3位で通過。
セミファイナルで1位通過のフィル・ロバートソンが、コルベットを指名したため、われわれはギルモアチームと対戦となりました。
セミファイナルは2勝先取。初戦のプレスタートでペナルティーを取られてしまいますが、スタート15秒前で相手を上手くプッシュし、ギルモアチームがリコールします。
1上レグでは相手も粘り強い走りを見せ、差は広がりません。1下レグで上手くシフトを掴みわれわれがリードを広げます。2上レグで何とかペナルティーを解消し、その差わずか1艇身。最後はギリギリで逃げ切り、まず1勝。
1レース目を終えた時点で相手チームの表情がかわりました。余裕を見せていた訳ではありませんが、負ければ後のない状況で集中してきます。
2レース目、プレスタートではお互いにイーブンのスタートを行い、われわれは右をキープ。1上では差のない状況で先行します。お互いジャイブとなり風上側のギルモアにペナルティーが与えられました。
しかし、その後のポジションで相手に上手く前に出られてしまいます。2上レグでペナルティーも解消され、そのまま差のない状況で最終レグへ。ギリギリのところまで追いつきますが、半艇身差で負け。
3レース目では、プレスタートで相手にプッシュされ、スタート直後には3艇身の遅れ。そのまま抑えられ1勝2敗で敗退しました。
その後、3位4位決定戦コルベットチームと1本勝負で行われ、プラン通りわれわれが左をキープし勝利しました。
今大会3位でレースを終えました。セミファイナルに唯一残ったアジアチームということで地元から熱い声援を頂きました。
4日間で20マッチ行えレース内容共に本当に良い経験になりました。コーチのローリーのアドバイスでは、組立、レースの判断は的確でした。今回改めて考えさせられた点は、レースセオリーに最も基本的だったこと。細かいテクニックも使いますが、レースの強さは基本を外さない点でした。
このあたりがオセアニアセーラーの強さであり、マッチレース問わず、フリートレースでも通用しているのだと思います。われわれにとって36フィートクラスのマッチは4回目。初めて大きな手応えを得た大会となりました。
しかしながら、マッチレースの低年齢化は進んでいるようで、今回の参加選手はほとんど21、22歳でした。今後、日本から若い選手が海外マッチに参加する場合は、できる限りわれわれの経験をフィードバックしたいと思います。
桟橋に並ぶ入賞艇、3位に日の丸があがりました。
多数のご声援ありがとうございました。
大会最終日。今日も弱い風でレースが開始されました。お昼に近づくにつれ徐々にシーブリーズが入り、大会期間で最も良い風でレースが行われました。
昨日に引きつづき、残りのランドロビンが行われました。ラッキーな場面もあり、AUSのニコールスと AUSのギルモアチームに勝ちました。ラウンドロビン11勝となり、NZLのコルベットと並びましたが直接で勝っているわれわれが3位で通過。
セミファイナルで1位通過のフィル・ロバートソンが、コルベットを指名したため、われわれはギルモアチームと対戦となりました。
セミファイナルは2勝先取。初戦のプレスタートでペナルティーを取られてしまいますが、スタート15秒前で相手を上手くプッシュし、ギルモアチームがリコールします。
1上レグでは相手も粘り強い走りを見せ、差は広がりません。1下レグで上手くシフトを掴みわれわれがリードを広げます。2上レグで何とかペナルティーを解消し、その差わずか1艇身。最後はギリギリで逃げ切り、まず1勝。
1レース目を終えた時点で相手チームの表情がかわりました。余裕を見せていた訳ではありませんが、負ければ後のない状況で集中してきます。
2レース目、プレスタートではお互いにイーブンのスタートを行い、われわれは右をキープ。1上では差のない状況で先行します。お互いジャイブとなり風上側のギルモアにペナルティーが与えられました。
しかし、その後のポジションで相手に上手く前に出られてしまいます。2上レグでペナルティーも解消され、そのまま差のない状況で最終レグへ。ギリギリのところまで追いつきますが、半艇身差で負け。
3レース目では、プレスタートで相手にプッシュされ、スタート直後には3艇身の遅れ。そのまま抑えられ1勝2敗で敗退しました。
その後、3位4位決定戦コルベットチームと1本勝負で行われ、プラン通りわれわれが左をキープし勝利しました。
今大会3位でレースを終えました。セミファイナルに唯一残ったアジアチームということで地元から熱い声援を頂きました。
4日間で20マッチ行えレース内容共に本当に良い経験になりました。コーチのローリーのアドバイスでは、組立、レースの判断は的確でした。今回改めて考えさせられた点は、レースセオリーに最も基本的だったこと。細かいテクニックも使いますが、レースの強さは基本を外さない点でした。
このあたりがオセアニアセーラーの強さであり、マッチレース問わず、フリートレースでも通用しているのだと思います。われわれにとって36フィートクラスのマッチは4回目。初めて大きな手応えを得た大会となりました。
しかしながら、マッチレースの低年齢化は進んでいるようで、今回の参加選手はほとんど21、22歳でした。今後、日本から若い選手が海外マッチに参加する場合は、できる限りわれわれの経験をフィードバックしたいと思います。
桟橋に並ぶ入賞艇、3位に日の丸があがりました。
多数のご声援ありがとうございました。
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8歳からセーリングを始める。
2007年周りの影響から突然ブログを作成する。
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