Nations Cup Regional final(Asia Oceania) DAY5

2013年6月9日

ウラジオストク5日目

決勝戦と順位決定戦が行われました。

コンディションは陸風、6knot〜12knot


1レース目
スタートでプッシュするものの、スタート時はイーブン。

レグ途中でダイヤルダウンになりましたが、風を見ていた今井が右を取りイーブンから逆転に成功。
その後も接戦ながら、僅差で1勝。

2レース目
プレスタートでプッシュされます。我々が不利なポジションでしたが、コンタクトがあった為、相手にペナルティーが与えられます。
スタート30秒前の判断が悪く、相手に平行風上を取られます。
しかし、プラン通りの左展開左シフトを取り、相手の前を通ります。レイラインまで追い込み、差を広げ2勝目。


3レース目
プレスタートでお互い変則的なポジションになりますが、40秒前に相手を再度プッシュします。
難しい判断でしたが、後方から相手の風下側へフックすることが出来ました。
お互いシュートする形になり、ジブダウン。自艇と本部艇の間に挟み込み、加速スペースを奪います。
スタート後、自分達のタイミングで走りだし、相手は苦しいタックバック。
風に対しても正しい左をキープし最初のミートで先行を決めます。

1下回航では僅差でしたが、風の判断が良く差を広げ3勝。


3連勝で優勝を決めることが出来ました。


結果
1位 シエスタ
2位 ソー(シンガポール)
3位 リパブルスキー
4位 イリア


初めてG2で優勝する事が出来ました。
3年前は3位、昨年は5位と悔しい結果でした。Laurie Juryのコーチングを受けれた事や、たくさんの遠征、練習のお陰だと思います。


これからもさらなるレベルアップを目指して頑張って行きます。
シエスタチームの応援よろしくお願いします。


メンバー
バウ 河渕 圭佑
メイントリマー 今井信行
トリマー 岡本 康裕
スキッパー 坂本 亘

Nations Cup Regional final(Asia Oceania) DAY4

2013年6月8日

ウラジオストク4日目。


引き続きラウンドロビンが行われました。

コンディションは陸風、8knot〜14knot

ラウンドロビンではプレスタートをアグレッシブに攻め、8勝2敗で1位通過。

課題を意識しラウンドロビンを戦いました。


セミファイナルも引き続き行われました。


ラウンドロビン順位
1位 シエスタ
2位 イリア（ロシア）
3位 ソー（シンガポール）
4位 リパブルスキー（ロシア）


我々は地元のイリア選手を指名。

セミファイナル初戦、スタート30秒前までプッシュをし続けましたが、私の判断ミスで苦しいスタートになりました。
その後も接戦でしたがあと一歩及ばず、負け。

大切な初戦を落としましたが、切り替え2レース、3レースはスタートからきっちり決め2勝1敗。

4レース目はスタートで決めきれず、相手と平行スタート。

1上マークでは、相手に先行されますが我々も相手の真後ろで回航します。

1下マークでも相手をプッシュし、半艇身差で回航。
回航後、相手と同時タックになります。タクティシャン今井の好判断から相手とのスピード差を生かしタックバックし逆転に成功となりました。

3勝1敗で決勝進出を決めました。


もう一方の相手はシンガポール。3連勝で決勝進出です。


ラウンドロビンでは、1勝1敗のほぼ互角の戦いでした。

明日、決勝戦が行われます。


G2での決勝は初めてですが、ラウンドロビンで練習してきた事を発揮したいと思います。


今井コメント
昨日の反省を生かしタッキングマッチからのコース選択の切り替えが上手く行きました。逆転勝ちしたレースも経験できました。

Nations Cup Regional final(Asia Oceania) DAY3

2013年に6月7日


ウラジオストク3日目。

今日からレースが始まりました。
レースフォーマットは、ダブルラウンドロビン、セミファイナル、ファイナルとなります。


コンディションは陸風の8〜12knot。

6フライトを終え、5勝1敗。

初戦、ランキング上位のリパブルスキーと対戦。

プレスタートで上手くコントロールし、ワイドライトの形でスタートをします。
その後の展開も風を読みきりゲインを繰り返し勝利。

その後のマッチもスタート、展開そしてクルーワークも良く、接戦で勝ち星を挙げます。

シンガポールとのマッチでは抑え込んだ形でスタートします。1レグ全てタッキングマッチを繰り返します。

1下マークでは2艇身リード。

2上レグでもタッキングマッチになります。レグ半ばで差が無い常態になります。

スターボードレイライン付近で、ギリギリのリーバウタックをします。
相手艇と平行バウ揃えの状態で登り、上マークサークルの外でシュートしジブダウンします。

タイミングを図りジブアップし、相手より先に回航します。その差が1艇身。

ギリギリでしたが、我々が先にジャイブを行い、相手のインサイドでジャイブバックします。

その後は、レイラインまでつれて行く作戦でしたが、スキッパー私の判断が悪く、ジャイブタイミングを誤ってしまいます。

お互いジャイブバックし、相手に突き上げられてしまい我々にペナルティーが与えられ、本日の1敗となりました。


明日も引き続きラウンドロビンが行われます。


岡本コメント
タッキングマッチではタックを50回はしたと思います。しつこいチームが多いです。

※注）実際は、20回ぐらいです。