World Sailing Regatta News From Siesta Sailing Team
Posted by wataru - 2008.06.09,Mon
Etchells Mooloolaba
皆様お待たせいたしました。
オーストラリアではネット環境が悪く更新できませんでした。
6月4日にチャーター艇を受け取り整備。出艇を試みるも風がなく断念。
今回使用したチャーターボート&岡本
6月5日、受付等をすませ、午後から練習。
微風のなか感触を確かめました。
率直な感想としては、ハンドリングは重く、舵を動かしても思うように反応しません。
チューニングも非常奥が深いようで、名セーラー達はこの船でヨットの基本的な性質、チューニングを学んだということが実感できました。
6月6日からレースが始まりました。
2レース予定でしたが、風が弱く1レースのみとなりました。
第1レースは31位でした。
スタートはゼネラルリコールを2度繰り返し、3回目でスタートしました。
スタートで少々失敗しましたが、うまくリカバリーができ、その後1レグ半ばでは15位前後につけていました。
しかしレグ終盤にポジションを下げ25番ぐらいで回航。
ダウンウィンドも難しく1下マークでは30位ぐらいで回航。
その後は挽回もなく、31位でフィニッシュしました。
ジョンバートランドは7位でした…
エンジンを搭載していなので、えい航されています。
6月7日、3レース行われました。
結果は、第2レース26位、第3レース20位、第4レース29位でした。
この日は、朝から5m~7mの良い風でした。
ハンドリングも少しづつ慣れてきたのですが、10番台でフィニッシュすることができませんでした。
甘くはありませんでした。
これだけのベテランクラスになるとタクティクス部分もレベルが上がっています。
目標をシングル獲得に置いているのですがなかなか前を走らせてもらえません。
理由としては、
スタートの飛び出しが出来ていませんでした。
我々は第一線からはスタートするものの、トップチームはスタート後の飛び出しがかなり上手です。
帆走スピードも惰性(だせい)を上手に使って走らせているので、ほとんど失速していませんでした。
我々はまだその辺りのハンドリングが出来ていないので波とブローが入るたびに切りあがって失速していました。
2日目、帰港時の和田、岡本。一日中、ハイクアウトをしてたので疲れています。
6月8日、最終日 朝から7m~10mの強風でした。
3日間で全てのコンディションを味わうことができました。
前日の反省を生かしチューニング、セッティングを変更。
この日は強風になるのが解っていたので、各選手からアドバイスをもらって臨みました。
結果は、第5レース14位、第6レース リタイア。
第5レースは、風下艇に接近した形でスタートしますが、何とか食らいついていきます。
その後は中盤を走りながら上マークアプローチへ向かいます。
ポートアプローチが上手く決まり、15番前後で回航します。
強風ということで、チューニング変更も幸いし、前日より良いヘルム感覚で帆走できました。
ダウンウィンドレグも上手く走ることができ前の集団に追い付きます。
2上レグで風の右シフトをしっかりつかみ、2上マークはシングルで回航しました。
この時点でジョンバートランドの前を走り、このまま順位を守りたかったのですが、
上位選手のダウンウィンドはレベルが高く、難しいうねりを軽快にサーフィングしていきます。
結局最終ダウンウィンドで抜かれ、14位でフィニッシュになりました。
最終第6レースですが、スタート5分前にロアステイが切れてしまい、リタイアとなりました。
良いチューニングでコツを掴みかけただけに残念な結果となりました。
総合成績は27位でした。
初めてエッチェルクラスにチャレンジしたのですが、ここまで奥が深いヨットに乗れたのは良い経験になりました。
アメリカズカップ12m級の名セーラー達がこのクラスを乗りこなし、ハンドリング、セッティングを覚え大型艇で活躍するのも実感できました。
想像していたよりも帆走のスピード差があり、タクティクス面でも船の長さがあるので、ミート時に相手艇のスターンを通る重要性も身にしみました。
レース中は幾度となくポートタックでの帆走中にスターボー艇とのミートが訪れます。この相手艇とのミートの重要性を文章にて皆さんにお伝えすることは難しいですが、この部分の判断を身につけないことにはキールボートでは上位にいけません。
また1つ上のレベルのクラス、レガッタの経験できたので本当に良かったです。
応援ありがとうございました。
興味のあるかたはぜひご連絡ください。
Etchell Class
皆様お待たせいたしました。
オーストラリアではネット環境が悪く更新できませんでした。
6月4日にチャーター艇を受け取り整備。出艇を試みるも風がなく断念。
今回使用したチャーターボート&岡本
6月5日、受付等をすませ、午後から練習。
微風のなか感触を確かめました。
率直な感想としては、ハンドリングは重く、舵を動かしても思うように反応しません。
チューニングも非常奥が深いようで、名セーラー達はこの船でヨットの基本的な性質、チューニングを学んだということが実感できました。
6月6日からレースが始まりました。
2レース予定でしたが、風が弱く1レースのみとなりました。
第1レースは31位でした。
スタートはゼネラルリコールを2度繰り返し、3回目でスタートしました。
スタートで少々失敗しましたが、うまくリカバリーができ、その後1レグ半ばでは15位前後につけていました。
しかしレグ終盤にポジションを下げ25番ぐらいで回航。
ダウンウィンドも難しく1下マークでは30位ぐらいで回航。
その後は挽回もなく、31位でフィニッシュしました。
ジョンバートランドは7位でした…
エンジンを搭載していなので、えい航されています。
6月7日、3レース行われました。
結果は、第2レース26位、第3レース20位、第4レース29位でした。
この日は、朝から5m~7mの良い風でした。
ハンドリングも少しづつ慣れてきたのですが、10番台でフィニッシュすることができませんでした。
甘くはありませんでした。
これだけのベテランクラスになるとタクティクス部分もレベルが上がっています。
目標をシングル獲得に置いているのですがなかなか前を走らせてもらえません。
理由としては、
スタートの飛び出しが出来ていませんでした。
我々は第一線からはスタートするものの、トップチームはスタート後の飛び出しがかなり上手です。
帆走スピードも惰性(だせい)を上手に使って走らせているので、ほとんど失速していませんでした。
我々はまだその辺りのハンドリングが出来ていないので波とブローが入るたびに切りあがって失速していました。
2日目、帰港時の和田、岡本。一日中、ハイクアウトをしてたので疲れています。
6月8日、最終日 朝から7m~10mの強風でした。
3日間で全てのコンディションを味わうことができました。
前日の反省を生かしチューニング、セッティングを変更。
この日は強風になるのが解っていたので、各選手からアドバイスをもらって臨みました。
結果は、第5レース14位、第6レース リタイア。
第5レースは、風下艇に接近した形でスタートしますが、何とか食らいついていきます。
その後は中盤を走りながら上マークアプローチへ向かいます。
ポートアプローチが上手く決まり、15番前後で回航します。
強風ということで、チューニング変更も幸いし、前日より良いヘルム感覚で帆走できました。
ダウンウィンドレグも上手く走ることができ前の集団に追い付きます。
2上レグで風の右シフトをしっかりつかみ、2上マークはシングルで回航しました。
この時点でジョンバートランドの前を走り、このまま順位を守りたかったのですが、
上位選手のダウンウィンドはレベルが高く、難しいうねりを軽快にサーフィングしていきます。
結局最終ダウンウィンドで抜かれ、14位でフィニッシュになりました。
最終第6レースですが、スタート5分前にロアステイが切れてしまい、リタイアとなりました。
良いチューニングでコツを掴みかけただけに残念な結果となりました。
総合成績は27位でした。
初めてエッチェルクラスにチャレンジしたのですが、ここまで奥が深いヨットに乗れたのは良い経験になりました。
アメリカズカップ12m級の名セーラー達がこのクラスを乗りこなし、ハンドリング、セッティングを覚え大型艇で活躍するのも実感できました。
想像していたよりも帆走のスピード差があり、タクティクス面でも船の長さがあるので、ミート時に相手艇のスターンを通る重要性も身にしみました。
レース中は幾度となくポートタックでの帆走中にスターボー艇とのミートが訪れます。この相手艇とのミートの重要性を文章にて皆さんにお伝えすることは難しいですが、この部分の判断を身につけないことにはキールボートでは上位にいけません。
また1つ上のレベルのクラス、レガッタの経験できたので本当に良かったです。
応援ありがとうございました。
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wataru
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45
性別:
非公開
誕生日:
1979/08/23
自己紹介:
8歳からセーリングを始める。
2007年周りの影響から突然ブログを作成する。
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