USA Team

26日、レース後ということもあり他のチームは練習はしていないようでした。我々は当初の予定通り、レース時間に合わせて海面の情報を掴みに練習を行いました。


Puerto Vallartaに来ておよそ1週間経ち、気象情報を掴みつつあります。レースを行って掴んだ感覚、毎日の気象状況等、様々なことがありますが本番に向けて順調にきています。


午後過ぎにはUSAチームが出艇してきました。それも、メキシコ選手権の優勝チームでした。これは良い機会だと思いすぐに走り合わせを行います。





その時の風は、10Kt～15Ktの順風でした。
前半はなんとか食い付いて行く感じでしたが、後半はSettingと走らせ方を変え、相手よりも良い状況もありました。我々の予想通り相手との極端な差は無かったと思います。

相手もトップチームということもあり少しでも油断すると頭を出してきます。このあたりの技術、Settingのレベルの高さは、さすがの一言です。


USAチームのヘルムスマンのことは良く解りませんが、タクティシャンは、過去にビンスブルーン氏と組んでワールドに参加していた人のようです。セールメーカーでありプロセーラーであり、J24に対する知識、技術どれをとっても一流でしょう。


このレベルのチームと世界選手権で戦えることに対して、モチベーションもガンガン上がってきます。


明日、27日も練習を行います。夕方には船を上架して、3月1日に行われる計測の準備を行います。

4th Place

25日、メキシコ選手権最終日、予定通り2レース行われました。
午前中から曇り空だった為、いつものようにシーブリーズが入ってきませんでした。


第4レース
Wind 6kt～11kt 190°～200°

スタート前に風が大きくシフト（風向の変化）し極端なアウター有利のスタートになりました。我々はスタートライン中央から即タックをしスタートしました。スタート時のアドヴァンテージが大きく1上マークを17番前後で回航しました。

その後は第2上マークを11位で回航しそのまま順位をキープしてフィニッシュ。このレースもアメリカ勢が上位を占めました。



第5レース
Wind 3kt～10kt 190°～200°

ゼネラルリコールを2回繰り返し、ブラックフラッグ適用のスタートとなました。

我々はリスクを考えて本部船サイドからスタートしました。スタートの内容は失敗でしたが、スタート後即タックを行い右展開でレースを運びました。予想通り右サイドへ風がシフトしたため１上マークを3番で回航しました。

1下レグでは即ジャイブの判断、ボートスピードも良く、第1下マークを1位で回航しました。その後は風が弱くなり、気の抜けない展開になりましたが、全ての判断が良く2下マークでコース短縮でフィニッシュとなりました。


Campeoneto Nacional 2007 MEXICO
Entry Boat 43

Overall

1st USA 3324 ---- Ryan Cox 1,5,(14),1,2
2nd USA 2274 WIP Mark A.Hillman 2.3,(20),6,3
3rd BRA 37 Bruschetta M.Santacruz (12),2,2,5,6
4th JPN 5179 Siesta W.Sakamoto 4,6,(25),11,1
5th USA 3843 T.Rose KeithWhittemore 5,(12),1,8,9
6th USA 3145 Cougar Will Welles 8,1,9,(10),7
7th JPN 5289 CEREZO Y.Funazawa (9),9,6,7,5
8th USA 1892 Jaded David Klatt (18),4,11,2,11


閉会式にCEREZOチームと。



今回のレガッタでもスタートが問題となってしまいました。

アメリカ人独特の、艇を走らせながら位置取りを行うスタートに加え、スタートライン上で待機するメキシコ流スタートに、判断を狂わされたことが原因でした。

良かった点は、ボートスピードが上手く引き出せている事でした。特にフリーのスピードが良い状態なので、このイメージを持って本番を向かえようと思います。


今週のスケジュールは3月1日から世界選手権の開催になります。
　
3月1日～3日、受付．計測

3月4日、受付．計測．プラクティスレース

3月5日～9日　レース　（合計9レース予定）


明日も明後日も練習です!!　頑張ってきます。

Start to Sailing

23日、昼過ぎにはMEX選手権の受付も終わり予定通り海上での初練習をしました。

風は10KT～15KT、波のコンディションは少々帆走しにくいです。レース海面の調査を中心に、久しぶりに乗る5179艇の感触を確かめ練習しました。




練習の後半には関西ヨットクラブで活動するCEREZOチームと走り合わせを行い、お互いSettingとTuningをチェック。



明日、24日はいよいよ前哨戦MEX選手権の開幕です。スタート予定時刻は

ななな、なんと13時!!

気候の良いメキシコでは、午前中は夜の涼しい影響で陸風が残っているため、午後からのシーブリーズ（沖風）でレースを行うようです。
参加艇は38艇の予定です。

この選手権はワールドに向けて情報収集に努めます。ブラジルから参加の昨年の世界選手権の覇者、ブルシュケッタチームの参加もありますが自分たちのペースでレースを行ってきます。